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2011/11/09
写真01
当日の天気は晴れたり曇ったりと不安定。
そんな国道116号線をインプレッサアネシスは軽快に走り抜けます。
写真02
サービスパークの駐車場。
ここには40台が駐車できるとの事です。
この付近に来たとたん土砂降りに・・・。
走ってサービスパークに向かいます。
写真03
入ってエントランスを抜け、しばらくは福島原子力発電所の現状、地震後の対処、柏崎刈羽原子力発電所の今後の対応などの類が多いのでここでは紹介しません。
マスコミは「原子力発電所はダメ。東京電力はダメ」と言っていますが、この掲示物を見ている限り東京電力はきちんと仕事をしているようです。
マスコミにはきちんと仕事をしているところも報道してほしいです。
そういった掲示物を抜けて最初に目に留まったのがコレ。
原子炉5号機の収納容器です。
ただの鉄のカタマリでしかないのですが、原子炉と言うだけで異様な雰囲気があります…。
写真04
原子炉の外壁構造の模型。
原寸大なのでかなりの迫力。
この外壁は38Φもの太さの鉄筋を網の目のように張り巡らせてあるとの事。
写真05
その全体模型がこれですが、わかりますか?
ひとつの石のように見えますが、よく見ると鉄筋で編んである事がわかります。
鉄筋の移り込みの横に白いものが見えますが、これが人間のサイズです。
写真6![]() これが1号機から5号機の模型。 |
写真7![]() そしてこちらが6号機、7号機の模型。 |
6号機、7号機は改良型と書いてありますが、どのように違うのかさっぱりわかりません。
分かった事は、どちらの原子力発電機も核燃料の反応熱によって水を温め、その水(水蒸気)でタービンを回して発電する熱機関と言うことです。
炉の構造と燃料が違うだけで火力発電所みたいだと思いました。
写真08
制御棒の模型です。
これを燃料集合体(俗に言う燃料棒の事だろうか?)に差し込んでゆくと原子炉の出力が上昇し、引き抜いてゆくと原子炉の出力が下がるそうです。
要するに化学反応ということでしょうか。
核物質を使用した化学反応だから核反応と言うのかな。
残念ながらそういった説明は無いようです。(もしくは見過ごしたか?)
写真09![]() 原子炉の内部(反応部分)模型。 |
写真10![]() 燃料集合体の模型。 |
模型とわかっていても、いざ目の前にあると変な汗が出てきます・・・。
写真11
さらに詳細な燃料集合体模型。
燃料収納体の中を水が通っており、その中の水を温めるのですね。
水の温度は280度付近まで上昇するとの事です。
写真12
これが入り口の写真で白いカバーに覆われていた部分ですね。
写真13
そして階段を上ってゆくと・・・あれ?
ちょっと待て何だこれは。
東京電力なにやってるんですか。
よく見るとこれもサンプルみたいです。
漫画「コッペリオン」じゃないんですから、あまり驚かせないでください。
え、お茶目心?そうですか。
写真14
まったくもう東京電力は驚かせてくれうわー!!
写真15
いや、「ウラン鉱石」とか書いている場合じゃないと思うぞ。
写真16
まあ、こういう施設においてあるモノだから大した事無…大した事有りますよこれ。
振り切ってるじゃないですか。
「ベータちゃん」とか言っている場合じゃないよね!?
大丈夫なの?合ってるのこれ?
現状とネーミングのミスマッチでクラクラしそうです。
写真17
ああ広漠なる新潟平野。
美しい景色ですね。
あ、ここは最上階の展望室になります。
こうやって現実逃避したいのですが、階段を下りるとさっきの現実が再び待っています。
本当の話、隣にガイガーカウンターが設置してあり「0.000008シーベルト」と表示されていたので「ただちに影響は無い」でしょう。
ずっとここにいる訳でもありません。
写真18
帰りは快晴。
目の前には関係ないミニクーパー。
結局わかったのは原子炉の構造だけでしたが、これだけでもかなりの収穫です。
行って見て良かったと思える施設なので、原子力発電所の構造に興味のある方はぜひ一度訪れてみてください。