P7の旅行記録 -2015/04/22-
新潟ダム巡り 大谷ダム



ようやく春らしくなってきて、山奥もスタッドレスタイヤ不要になってきました。
ここで山奥のダム巡りを始めることとします。

第一弾は、新潟県三条市にある「大谷ダム」。
情報館がリニューアルという事で、起点としました。


-施設情報-
所 在 地:新潟県 三条市 大谷
電話番号 :0256-47-2918(大谷ダムふれあい資料館)
最寄り主要道路:国道269号

ダム情報
形式:中央遮水壁型ロックフィルダム
堤高:75.5m
堤延長:360.0m
総貯水量:2,110万立方メートル


写真1

国道269号を延々走ると、見えてきました大谷ダム。
分岐になっていますが、冬季通行止めでこの奥には行けませんでした。


写真2

ダムの上を走っていきます。


写真3

車を止めて、ダム湖散策に向かいましょう。


写真4

大谷ダムの石碑。
大谷ダムの完成は平成5年(西暦1993年)との事。
まだ20年程度しかたっていないのか…。


写真5

ダム本体。
ロックフィル式となります。

ゲートは存在しておらず、満水になったらダム側方に設置してある排水溝からあふれた水を逃がすシンプルな構造。


写真6

ダム湖。
「ひめさゆり湖」と命名されています。


写真7

最終安全装置、排水溝。
こんなものが機能しないことが最良なのだが、過去に機能してしまったことがある。


写真8

排水溝の下流側。


写真9

過去に最大推移を記録した旨の記録。
平成23年7月に大雨が発生し、ダムの容量を超えてしまった。

しかしその前の平成16年に発生した平成16年7月新潟・福島豪雨、いわゆる「7.13水害」の対策で堤防のかさ上げ工事などが行われていたため、下流の三条市に大きな被害は出ませんでした。


写真10

街頭は花の形…ひめさゆりか!


写真11

ダムの下流側。


写真12

三条市中央を流れる「五十嵐川(いからしがわ)」になります。

この五十嵐川の名前の由来は、由緒正しいい命名起源があり、第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の第八皇子、五十日足彦命(いかたらしひこのみこと)が開拓したと伝えられます。
その子孫は後に「五十嵐」を名乗るようになったとか?

なお、地元三条市の福顔酒造株式会社 が「五十嵐川」という名の酒を販売しています。


写真13

下流側から大谷ダムを望む。
電線がちょっと邪魔ですが、発電用ダムではないので仕方ない。


写真14

そろそろ、大谷ダムふれあい資料館に入ってみます。


写真15
撮影許可を取っています。

階段を上ると、そこにはクマのはく製が。


写真16

そしてニホンカモシカのはく製。
国の特別天然記念物になっています。
古い時代から姿を変えない、「生きた化石」と呼ばれるとか。


写真17

新たに解放された展望台からの眺め。


編集後記。
当日は晴天で、まさにドライブ日和。
そんな天気の中を走る山道は爽快そのものでした。

久しぶりに自然の中を歩きましたが、やっぱり落ち着きますね。



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