フリードの直進安定性悪化を感じるようになってきたため、サスペンションのリフレッシュを行う事に。
まずは一番大きなゴムブッシュを使用しているフロントロアアームから。
なお、フリードのブッシュは単品で発注する事が出来ずロアアームとセットのアセンブリ部品としての扱いです。 |
メーカー |
ホンダ純正 |
装着時走行距離 |
89,500Km |
参考価格 |
約4万6千円 |
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写真1

これが新品。 大きいけれど中空になっていて、意外と軽い。
でも今回重要なのは金属部品のロアアーム本体より8年9万キロ使用したゴムブッシュを新品交換する事です。
写真2

これが取り外したロアアーム。 錆が浮いているけど、まだまだ使えそう。
写真3
 問題のゴムブッシュ。
4センチ?5センチ?とにかくでかい。
見た感じ細かいシワは入っているけれど、断裂もしていないしまだまだ大丈夫そう。
でも8年9万キロも使用したゴム部品が劣化していないはずもなく。
写真4
 ロアアームについている他のゴムブッシュ。 劣化しているようには見えませんが…。
ブッシュを交換して現れた効果ですが…。 整備工場から家に帰るまでのチョイノリで、もう直進安定性が段違いです。 ビシっとまっすぐ走ります。
さらにハンドルを切った時に生じるグニャリ感は完全に消滅。 リニアでしっかりとしたハンドリングになっています。
そして時々起こる、「カクッ」とステアリングがずれるような挙動も消えました。
この異変が二つ解決しただけでもロアアーム交換した価値があります。
しかし本領を発揮するのはやはり高速道路。
今までは時速70キロまでは問題が無かったのですが、それ以上になるとふらついて全然まっすぐ走らなかったのです。 時速100キロなんて怖いレベルでした。
それが時速80キロでは問題が無いどころか、速度が乗るとさらにビシッと安定して走るようになりました。 時速100キロが全然怖くない。
凄く快適。 本当に素晴らしいです。 ゴムブッシュの劣化で直進安定性が落ちていたんですね。
やはり8年9万キロも使用したブッシュ交換によるサスペンションリフレッシュは効果が大きいようです。
これで夏のドライブはフリードと楽しく走れそうです。
私は走りはインプレッサに任せているのでフリードの強化ブッシュがあったとしても組む気は無く、純正品で十分です。
でもきっと強化ブッシュ入れた方々もこんな感動を味わっているのでしょうね。 劣化を感じ始めたのは6万キロのころだから、もっと早く換えておけばよかったな。
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