GH8型インプレッサGT純正 16インチブレーキキャリパー(ブレーキインチアップ)

装着日    :
装着時走行距離:

2016/06/21
86,000Km



インプレッサのブレーキディスクが6万キロを使用し、ジャダーが出るようになってきました。
私の使い方ではブレーキのライフが非常に短いため、今回は思い切ってブレーキシステムの拡大を行います。

ブレーキの強化でいわるゆ「一番いい装備」であるカーボンメタルブレーキパッドとスリットディスクローターの組み合わせでも制動力不足を感じ、フェードしにくいとはいえフェードしないという訳でもなかったので、思い切ってブレーキのサイズアップを行いました。
いわゆるブレーキ大径化というもので、ブレーキの効きを強めるのに最も効果的な方法です。

14インチブレーキから16インチブレーキへ、2インチアップ。


ブレーキの大径化の効果(メリット)としては…
絶対的制動力の向上
・同じ制動力を発生するのに必要な踏込み、つまりディスクにかける力が減るのでディスクもパッドも長持ち
・ブレーキディスクローターの蓄熱する容量(容積)が増えるので、同じ使い方でもブレーキローターが歪みを起こしにくい


デメリットとしては…
・回転物が重くなるので、燃費が悪くなる可能性がある
・ディスクやブレーキパッドの交換費用が高くなる場合がある
 しかし私のように装着(純正)ブレーキの絶対容量が少なく交換頻度が高い場合には、長い目で見ればこのデメリットは無い。







使用するキャリパーはGH8型インプレッサGT用16インチキャリパー。
純正1ポットキャリパーから、2ポットへの多ポット化を行っています。

もちろん新しいキャリパーはオーバーホール必須。



使ってみた感じですが、コントロール性が素晴らしく良くなっています。
今回の16インチ2ポットキャリパーが1刻みでコントロールしているとするなら、今までの14インチシングルポットキャリパーが5刻みのコントロールに感じるくらい。
とにかく微細なコントロールができます。
これはもしかして今まで難しいと感じていたロックコントロールも容易になるのでは?

これが多ポット化のメリットなのでしょうね。
4ポットになれば、きっとさらに微細なコントロールができるのでしょう。


効きに関してはもう抜群に効きます。
ウェット路面なので絶対的な性能評価はできないものの、14インチを100とするなら、16インチは体感で170くらい効いている感じでしょうか?
とにかく強烈に効きます。

前後ブレーキバランスも大幅に改善し、車体が「ぐっ」と沈み込むかのように全タイヤで止まっている感じ。
そして若干フロントタイヤの方が早くスキールが鳴りますね。
やっぱり私の推測通り、インプレッサはリアの14インチドラムブレーキが非常に強力でリア寄りのブレーキバランスだった模様。

新しい大きなブレーキで気になるのが走りの重さですが、実は14インチと大した差を感じません。
ホイールをインチアップした場合は大幅に走りが重くなるので少し警戒していたのですが、拍子抜けしちゃいました。



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