P7の旅行記録
-東方Project聖地巡り・雲洞庵-


今回は「火焔猫燐(かえんびょう りん)」の元ネタである火車(かしゃ)を倒したとされる僧が着ていた「火車落としの袈裟」を拝見しに、新潟県の雲洞庵にお邪魔しました。


-施設情報-
所 在 地: 新潟県 南魚沼市 雲洞 660
電話番号 :025-782-0520
ホームページURL:http://www.untouan.com/




写真1

駐車場は広大。
バスが駐車できるところからも、観光地として整備されているようです。


写真2

除雪用のブルドーザーも配備。


写真3

境内にはこのように太い杉が生えており、宗教施設らしい厳かな空気を醸し出しています。

写真4

入り口。
本来の入り口は雪で埋まっていましたので、この横にある入口から入ります。


写真5

拝観料を払い、中に入ると…「長生きの水」なるものが。


写真6

寺小屋みたいな部屋のようですが、よく見ると柱が天井まで伸びていません。
この工法は格の高い寺でしか採用していないとの事。

写真7

本堂。
三本ある八角形の柱は一本の木から切り出されており、これ自体が悪魔、悪霊を追い払う強力な結界との事です。
これに触れると魔を祓う効果があるというので、私も触れてきました。


写真8

このお寺は実に開放的で、気温3度というのに窓が開け放っていおります。
寺というものは修行する場であって、快適な環境など以ての外と言う事なのでしょう。


写真9

坐禅堂もあります。


写真10

雲洞庵から見えるこの白い頂に、上田長尾家の居城「坂戸城」なるものがあったらしい。 まだあるのだろうか?

写真11

一階客室。
なんというか、落ち着く空間です。


写真12

二階客室。
こちらも落ち着く空間です。


写真13

一旦入口まで戻り、今度は宝物庫へ行ってみます。

写真14

宝物庫は江戸時代の書簡や芸術品などが所狭しと飾られています。
越後一の寺を称するだけあり、本当に宝の山です。


写真15

そして今回の目的、「火車落しの袈裟」です。
妖怪火車を倒した際、返り血が付いてしまったそうですが上の方に見えるシミがそうなのでしょうか。

ところで…左下の奇妙なオブジェクトは?
これ、妖怪火車の頭蓋骨なんだそうで。

妖怪って、骨あるんだ…。

妖怪「火車」とは死者の遺体を奪いに来る妖怪だそうです。
徳の高い雲洞庵の和尚に遭遇してしまったのが運の尽きだったのですね。
東方Project聖地巡り

一覧へ

東方妖々夢
殺生石
(EXボス 八雲藍)


殺生石稲荷神社
(EXボス 八雲藍)



東方地霊殿
諏訪市 諏訪湖間欠泉センター
(舞台)


南魚沼市 雲洞庵
(ステージ5ボス 火焔猫燐)



東方萃夢想
燕市 酒呑童子神社
(ラストボス 伊吹萃香)



東方神霊廟
二ツ岩大明神
(EXボス 二ッ岩マミゾウ)






ひとことコメント。
村の奥にひっそりと佇む雲洞庵。
その正体は越後一の寺でした。

なお、「雲洞庵の土踏んだか」という言葉上がりますが、これは石畳の下に法華経を一石一字ずつ書き込んである事から、一年に一度赤門が開いた時にその石畳を歩くとご利益があるという事らしいです。
残念ながら今回は赤門どころか石畳が雪没していましたので、「雲洞庵の土踏めず」でした。


旅行一覧へ戻る

INDEXへ