装着日
サイズ
装着時走行距離 |
:2009/09/31(納車時)
:195/60R15(91S)
:0Km(初期装着) |
デザイン

太いストレートグルーブが見られず、細かいブロックが並ぶデザイン。
いったいいつ頃のデザインなのだろう?
ドライバビリティ
ハンドリングレスポンスは全体的にダルい感じです。
初期レスポンスが悪く、その後に「グッ」とコーナリングフォースが発生するので普通のカーブを曲がる時でさえ緊張しなくてはいけません。
また、高速コーナリングしようと思ってもレスポンスが悪いのでテンポが崩れて怖い思いをします。
おとなしく走るのであれば問題ないのでしょうが、インプレッサの性格に合っているとはとても思えません。
高速走行時の直進安定性に難があり、高速道路を使用しても長距離移動には向きませんね。
一般道でもハンドルの修正が気になるレベルです。
ドライグリップ
普通に走っているうちは不満が少ないのですが、路面によるグリップ力変動が大きいです。
路面状況が変わると突然タイヤがロックしたりと、普通に運転していても安心できませんね。
肝心のブレーキンググリップですが、時速80キロでABSが作動します。
時速60キロでも路面状況によってはABSが作動してしまうので、ハッキリ言って安心できるグリップとはとても言いがたい・・・。
初期装着タイヤの性能はこんなものなのか?
限界を超えたときの挙動はきわめてマイルドで奥の深いグリップを感じます。
しかしながらハンドリングインフォメーションの希薄さとハンドリングレスポンスのルーズさが合わさって、攻めて走ろうとは思えません。
ウェットグリップ
ドライグリップが期待できないのだからウェットグリップもあまり期待できない。
時速60キロでABSが作動し、路面によっては時速40KmでもABSが作動する始末。
また、ハイドロ性能が怖いレベルで低いです。
路面が濡れている程度の高速道路ですら時速80キロから路面インフォメーションが消え始め、時速100キロに至っては完全に浮いている感じです。
時速80キロから「無理無理!アクセルを緩めてーッ!」と叫んでいるようにすら感じます。
はっきり言って恐怖体験。
何世代前のタイヤなのでしょう・・・。
インフォメーション
ドライでは良好なインフォメーションを示し、スポンジを足の裏に貼り付けて歩いているような感じです。
ただし速度が乗ってくるとだんだんインフォメーションが薄れてゆき、ドライ路面でも時速100キロの走行時には浮いているような感触です。
当然ウェット路面になるとさらにインフォメーションは希薄になり、時速40キロから路面インフォメーションが消え始めます。
攻めて走ることはもちろん、ちょっと調子に乗ってスピードを出すと怖い思いをします。
大人しく走れという事ですね。
快適性能
アスペックデシベルと同じブランドだけあってか、乗り心地は良好です。
路面入力は多少の硬さを感じるもののやわらかくいなし、高速走行時にもドタバタした印象を感じません。
インプレッサのサスペンションが良いのかアスペックが良いのかはわかりませんが、高速で段差を乗り越えても「ボムン」と受け止め、不快な衝撃を感じません。
快適性は中々良いものと感じられます。
ノイズ
路面によっては静かになりますが、基本的に静けさを求めてはいけないようです。
オーディオのボリュームは8から14とかなりの変動があり、オーディオの操作に気をとられそうになります。
もう少しボリューム変動が少なければ多少うるさくても許せるのですが・・・。
総評
初期装着タイヤだけあり、性能は総じて低いです。
「きっと良くなるはず」と希望を抱かずに、さっさと履き替えてしまいましょう。
ペンタゴン7の満足度(100点満点)
・ドライバビリティ |
5 |
レスポンスが悪く、ちょっと速度を乗せただけで不安定になるグリップに安心できません。
直進安定性が悪いので、長距離走行では疲れてしまいます・・・。 |
・グリップ |
50 |
標準的なグリップと言えます。
普通に走っているうちにはスキールを鳴らすことは難しいでしょう。 |
・ライフ |
?
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-
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・ノイズ |
35 |
状況によっては静かですが、路面の変化によるノイズ変動が大きいです。
絶対ボリュームはうるさくても良いので、もっと安定したノイズならば良いのですが。 |
・トータル |
30 |
初期装着タイヤに多くを期待してはいけないということでしょう。
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