タイヤインプレッション
ヨコハマタイヤ 
BlueEarth ES32(215/55R16)

シビック納車時にタイヤが危険な状態だったので新しく用意したスタンダードタイヤ・
このタイヤについて
ブルーアースと言うとヨコハマの中堅どころと思いきや、エコスがモデルチェンジで消滅してブルーアースと名前を変えたのがこのES32。
つまり3代目エコスとなります。
最近見なくなってきた、ヨコハマのスタンダードタイヤ。

こんな人にお勧め
・どうしてもヨコハマタイヤを選ばなければいけない方
・雨が一切降らない地域にお住まいの方
・最高時速60キロ以上出さない方

ドライバビリティ
ドライバビリティはお世辞にも良いとは言えない。
ハンドル中央数センチは不感帯で、どこを走っているのか分からないしハンドル操作に対する応答性も曖昧。
ある程度切り込むといきなりハンドリングレスポンス良好となるため、曲がりくねった道などでは緊張感がある。
このスイッチ的な挙動は何とかならないものか。

ハンドルを切るたびにタイヤがグニャリとたわむのが分かる。
剛性が足りないとかそんなレベルじゃない。
ボディ剛性が極めて高い上にサスペンションの硬いシビックとは極めて相性が悪い。

シビックの適正空気圧は2.5キロのところ、2.8キロ以上の空気圧にするとグニャグニャした感じは大幅に軽減する。
ただし、ただでさえ怪しい接地感はさらに怪しくなる。

ロードインフォメーションが極めて希薄なためにどこを走っているのか良く分からず、攻めて突っ込む気分になれない。
普通に流れに乗って走るだけで物凄く怖い。


ドライグリップ
ヨコハマタイヤと言えばスポーツタイヤイメージがあるように、ドライグリップは極めて良好。
Gがかかるような領域でも中々タイヤは鳴かず、高いレベルで粘ってくれる。

ただしハンドリング応答性があいまいなため曲がっている間は常にハンドル修正しながら走る事になる。
気持ち良いハンドリングは期待しない方がいい。


ウェットグリップ
ヨコハマタイヤの伝統で、雨が降るとどこを走っているのか一切分からなくなる。
どこを走っているか分からない上、インフォメーションが無いためいきなりズルっと滑り出す。
普通に流れに乗ってブレーキを踏んでもタイヤがロックする事があり、過剰に車間を取らなければ危険。

ハイドロ性能も低く、川のようになっている高速道路を走ると新品の溝深さであろうとハイドロを起こす。

ハンドリングとか求めている場合ではない。
雨が降ると自動車の運転が恐怖体験に変わる。

正直、雨が降る地域にお住まいの方には一切お勧めできない。

快適性能
タイヤの剛性が低いのだから代償として乗り心地は許容できる範囲に良い。
路面の小さな凹凸は良く分からないくらいに吸収してくれるし、段差でも多少ドンと衝撃が来るけれどいなし方は中々良い。
コンフォートタイヤと呼ぶには少し硬いけど、スタンダードタイヤとしてはかなり良い乗り心地良。

ロードノイズは静かではあるが、会話に割り込んでくる感じの周波数で会話が難しい。
同乗者と話をするのも容易な、高い静粛性がある。
高速道路でも普通のボリュームで話せるのはかなりポイントが高い。

タイヤインプレッション一覧

ブリヂストンタイヤ
・エコピア NH100

・ポテンザRE71R

ダンロップタイヤ
・SP2030

・エナセーブ EC202

・ウインターマックスWM01


ヨコハマタイヤ
・ブルーアース ES32

・ブルーアース AE01

・S76A

・A.Drive

・ヨコハマタイヤ アスペック

オートバックス
・マックスランエクセラ

・アイスエスポルテ


ピレリタイヤ
・チントゥラート P1 ヴェルデ

・チントゥラート P4FS

・パワジー

・ドラゴン

・チントゥラート P7


ミシュランタイヤ
・エナジーセイバープラス

・パイロットスポーツ4

・プライマシーHP

・プライマシー4

トーヨータイヤ
・Teo Plus

・ナノエナジーゼロ


グッドイヤー
・イーグル LS2000 Hyblid2


セイバーリング
・SL101


ミネルヴァ
・F205

ネオリン
・NeoSports


スタッドレスタイヤ

・ピレリ アイスコントロール

・ピレリ アイスアシンメトリコ

・ミシュラン エックアイス XI-3

・ダヴァンティ ウィントゥーラプラス

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